教育・研究活動


キルギス共和国日本語教師会活動への参加

本講座教員は、キルギス共和国日本語教師会に所属し、キルギス日本語教育セミナーやロシア・チュルク語諸国の国際研究会で発表し、日頃の教育・研究成果を広く学外に発信しています。また、他の教育機関の日本語教員と共同で、教授法講座や授業研究会を開き、授業実践力の向上に努めています。

また、日本語弁論大会等の日本語・日本文化行事の企画・運営にも携わっています。

教師会の活動詳細については、キルギス共和国日本語教師会ウェブサイト(http://jlkyoushikai-kyrgyz.jimdo.com)をご覧ください。

講座所属教員が発表した主な研究業績

◆第4回キルギスキルギス共和国日本語教育セミナー【ワークショップ】(2016年8月)

「キルギスで必要とされる通訳・翻訳の仕事」

発表者:スルタナリエワ・アセーリ、ウセンバエワ・アリザット

研究論文

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キルギスの高等教育機関における「優れた」日本語教師の行動特性 ーキルギス人日本語学習者への質問紙調査の分析からー
『海外日本語教育研究』 第2号, pp.37-pp.51 , 海外日本語教育学会, 2016年
http://kg-nk.jimdo.com/学会誌/第2号-2016-06/
Saijo et al.2016.pdf
PDFファイル 660.2 KB
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キルギスにおける日本語教育の現状と課題
『キルギス日本語教育研究』1, pp.48-59, キルギス共和国日本語教師会, 2017年
西條(2017).pdf
PDFファイル 670.3 KB
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ニーズに適った教科書選び
『キルギス日本語教育研究』1, pp.75-82, キルギス共和国日本語教師会, 2017年
ジュヌシャリエワ・アセーリ(2017).pdf
PDFファイル 277.9 KB

口頭発表

 

メデルベコワ・チョルポン(2016)キルギス共和国における初等・中等教育概観ーキルギス語及びロシア語教育の現状と課題ー,

 2016年キルギス日本語教育春季セミナー, 2016.3.27, 於ビシケク人文大学

スルタナリエワ・アセーリ、ウセンバエワ・アリザット(2016)「キルギスで必要とされる通訳・翻訳の仕事」,

  第4回キルギス共和国日本語教育夏季セミナー, 2016.8.19, 於キルギス共和国日本人材開発センター

氏原名美(2016)「Translation Studiesと日本語教育:教材としての翻訳テキスト〜TLTで学ぶ日本語読解授業のススメ」,

 第4回キルギス共和国日本語教育夏季セミナー, 2016.8.20, 於キルギス共和国日本人材開発センター

日本の大学との共同研究プロジェクト

 ◆ ビシケク人文大学×四国大学 共同研究プロジェクト「キルギスにおける日本学研究目録」

 20184月から9月まで、キルギス国立科学アカデミーの協力のもと、本講座のジュヌシャリエワ・アセーリ上級講師と四国大学の西條結人助教の共同研究グループ(研究協力:ビシケク人文大学 マシュラポフ・タラスベック教授、キルギス国立科学アカデミー イマーゾフ・ムハメ教授)は「キルギス国内の日本学研究文献目録作成プロジェクト」に取り組みました。本プロジェクトの詳細については、キルギスのウェブニュースサイトAkipressのこちらの記事からご覧になれます。


※ビシケク人文大学では、研究紀要(Вестник БГУ:ISBN 9967-410-59-0)を年4回発行しています。また、イシククル国立大学との共同紀要(Кыгыз тили жана адабияты:ISBN 1561-9516)を年1回発行しています。

 

収録されている論文・記事はこちら(ビシケク人文大学付属研究図書館:ロシア語ページ)をご覧下さい。



初等中等教育機関での日本語・日本文化出前授業

本講座では、ビシケク市内・地方の教育機関に出張し、日本語出前授業を行っています。

多くの機関から好評を得ており、今後も大学の教育・研究成果を地域社会へ還元していきます。